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昨日の帰りのこと。 書店に立ち寄り、かねてから欲しかった本を2冊、意を決して購入。 レジのおにいさんの「2点で○円になります。」の声に、(あれ?思ったより安かったなぁ。値段見間違えてたのか。) と思いながらカードで支払い、そのまま帰途に。 電車の中でわくわくしながら本を出しかけて、ふとレシートを確認すると、なんと1冊分しか打たれていないことが判明。 うゎー、ラッ・・・キ? いやちょっと待って。金額を打ち間違えてるならともかく、1冊分まるまる打たれてないってことは、レジを通ってないことと同じ。ってことは・・・状況証拠的には万引きしたことと変わりないってこと?? ひつじの頭の中を妄想が駆け巡る。 実は書店を出てからずっと、ひつじは私服の刑事につけられていたのだった。 「ちょっと失礼。その本のことについてききたいんですが。」刑事に促され、ひつじはおとなしく次の駅で降り、2人はベンチに腰を下ろした。「その本は○○書店で買われましたね?ちょっとレシートを見せてもらえますか。」ひつじはおずおずと差し出した。 「ほほう。1冊分しか打たれていませんね。そっちの本はどうされたんですか?」「・・・あのっ、あのっ、ええとー」鋭い眼差しがひつじを射る。「最近多いんですよねぇ。ちゃんとレジを通って客を装いながら、ほかの数冊をこっそりバッグに入れる、新手の万引きが。まったくタチが悪い。」刑事は舌打ちをした。 「ちっ、ちがいます!えっと、あのっ、この本はちゃんと2冊ともレジに持って行って・・・」「証拠は?」刑事はすかさず切り込む。そして、おもむろに大きな嘆息をつきながらこう言った。「こういう、何も悪いことしなさそうな、ひつじみたいな顔して万引きする輩が増えて困ってるんだよ・・・しかもこういうヤツに限ってしぶとく認めようとしない。」 うゎん、うゎん、どうしよー。何も証拠がない!・・・そうだ、レジのおにいさんに聞いてもらおう!・・・でも・・・「いやぁ、覚えてないですねぇ。でも僕はミスなんかしませんよ。」って言うかもしれない。あっ、でもレジ通ってない方の本にもおにいさんの指紋は残ってるはずだっ。家帰ったらまずこのカバーをはずして大事に保管しておこう、今のところこれしか証拠はないのだから・・・などと考えつつ帰宅。 さて、この後ひつじは一体どうしたでしょうか。 (( ・・・明日につづく )) |
以前ずっと通ってたのに、ここ数年ご無沙汰していたヘアサロンへ。 しばらく行かない間に一等地の新築ビルに移転していて、一面窓の明るいスペースに内装もピカピカ、スタッフの皆さんの応対も以前にもまして爽やかで、とってもすてきなお店になっていた。 たまたま友人に、そのまた友人である同い年の美容師さんを紹介してもらって、初めて行ったのがもう十数年前。当時から私を悩ませていた扱いにくい髪質を、一瞬ですべて把握、鮮やかなハサミさばきでイメージどおり、いえそれ以上のスタイルに仕上げてくれた。斬新なのに自然で、これ以上この顔に似合う髪型はない、というようなスタイルだった。次の日出勤すると、職場で話題沸騰。「どこで切ってもらったの?」「なんて言って伝えたの?」と質問の嵐。そのとき教えてあげた中のひとりは今も通っているらしい。 その美容師さんはほどなく店長となり、いまやたくさんのスタッフを率いて活躍している。なのに気負ったところがなく、今でも友達感覚で接してくれる。技術もロケーションも一流なのに、このお店がのんびりリラックスムードなのは、この店長の人柄によるものだなぁ、と思う。やっぱり美容室は癒しの場でなくてはね。 お店が新しくなって、機器も最新のものが入り、その人間工学に基づいた(?)機能に驚嘆。まずシャンプー台とチェア。今までのシャンプー台といえば、仰向けに水平近くまで倒され、顔の上に美容師さんの顔が接近、視線のやり場に困っていると顔にガーゼを載せられて、あとはまな板の鯉状態・・・というものだったけど、ここの椅子は20°程度しか倒れない。したがって美容師さんも腰をかがめずにまっすぐ立ったまま、膝の屈伸だけで調節しながら洗えるらしい。また、美容師さんは背後なので、洗ってもらっている方は視線のやり場にも困らず、目をつむっていなくてもリラックスできる。そしてなにより、最後に椅子を起こすとき、以前のような腰の負担がまったくない。感動。聞けば今はどこのサロンでもこのシャンプーユニット採用の方向に向かっているとのこと。知らなかったー。 そしてトリートメントのあとのスチームマシーン。今までのようにやたらと熱くて、「温度下げて」と言おうにもみんな忙しそうだし・・・とやきもきする機械とは違って、とっても粒子の細かい、暖かいスチームがふんだんに降り注ぐ、サイバーなカタチのカプセルをかぶっている感じ。とっても潤った気分〜。 シャンプー・カット・トリートメント終了。さて仕上がりは・・・。もう斬新さを求めない今は、お手入れがラクで、自然であればOKなので、長年の付き合いで私より私の髪のことを知っている彼女に、ほとんどおまかせ。ストレートをあてようかと相談した顔周りの縮毛も、「傷むわりに効果が少ないからやめとき。」といたって商売っ気なし。「あなたにはやっぱりこういう感じが似合うわ。」というできあがりは、とってもフツウだけど、やはり私らしい感じ。 スタッフの満面の笑顔と元気な声に見送られ、「これからはまた、マメに来るようにするわ!」と言い残してお店を出た“もじゃもじゃ”改め“さらさら”ひつじであった。 |
更新が滞ってすみませんでした。 過去3日分は写真だけですが、許してね。 なんとかミッション完了、今日の納期に間に合わせることができた。 夢中になって没頭した一週間。とても楽しいミッションだった。それにたいへん勉強になった。 でもまだ校正待ち。お客様のご意見を伺って、さらにいいものにできたら、と思う。 問題なく進めばいいな。。。 |
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