ライナーを降りるとパラダイス！水路に遊ぶ夏休みの子どもたちの歓声が響き渡り、こだまする。
プールよりお手軽だし楽しそう。元気が満ちあふれ、こっちまでエネルギーがみなぎってくるよう。。。
インターナショナルでお洒落な街。そこに建つ美術館に初入館。
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美術館の中にあるライブラリは、ファッションデザインなどの資料を集めた図書館。デザインの勉強などしたことがない私だけど、最近必要に迫られこのださださセンスを磨かなくてはならなくなってきたので、いろいろなものを見て感化されようと足を踏み入れた。でも勝手もよくわからず、初回ってことで今日は下見かなー、と、一周しただけでお勉強はおわりっ。
A/V資料コーナーという個別ブースがあったので、かねてから観たかった、セルジュ･ゲインズブール監督、ジェーン･バーキン主演の『ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ』を鑑賞。
想像どおり猥雑でコケティッシュ、でもエログロの度合いは思ったよりライトで、終わり方はあっけないほどさっぱり。彼の独特のあの甘い音楽が気分を一層高めていく。ああ、セルジュの映画ってこういう路線なのね、と理解。フランス人の美に対する感性ってやっぱり鋭いなぁ。なーんてえらそうに。
それにしても、ジェーンのこの野性的な肢体と繊細で高い声のミスマッチ。惹きつけられる。彼女を見ていると、私の中の眠っている感覚も目覚めていくような気がして不思議な快感。。。
楽しい一日だった。だけど、お勉強しに行ったはずなのにノートは真っ白、デザインのパターンのひとつも持って帰ってきてないのはどういうこと?? 心の深層・無意識の森に刻んできた、ということに。。。
