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■2003年 8月10日()      手づくりだから
朝食は、ケーキ。
昼食は、ケーキ&ゴーヤ抜きチャンプルー。
夕食前に母とティータイムでケーキ。お腹がふくれたので晩ご飯はなし、遅くにお昼の残りのチャンプルー。
三食ケーキ、でもまだ飽きない。明日の朝もケーキの予定。

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■2003年 8月9日()      近年まれに見る大惨事 のち 上機嫌

三日違いで相次いでお誕生日を迎えた17:50氏とクラウディアさんにハピバースデーメールを送ったら、久しぶりに街へ繰り出す展開に。それならおふたりになにかプレゼントを、と考えて、ケーキを焼くことにした。

パウンドケーキはバターを練って砂糖を加え、空気を抱いて白っぽくなるまで撹拌するのがタイヘン。かなーり力仕事で、もう汗だく。やっとこの工程が終わり、あとは他の材料を混ぜるばかりになったところで、ボウルをおいて、オーブンを温めておこうとスイッチを入れた瞬間、背後でガッシャーン!・・・振り返るとにわかに信じがたい光景が・・・!
・゚・(ノД`)・゚・
泣く泣くプレゼント作戦中止、しかたなくボウルに残った生地に残りの材料を混ぜて小さい型で焼き、自分用に。。。材料配分は変わってしまったけど、見栄えも味も結構な代物になった。これなら黙って差し上げてもよかったかしら・・・?? (ウソヨーン)

さて本題の宴会は・・・。一次会、今まで何度か訪ねたもののいつも満席で入れなかった、お魚のおいしい人気店に念願かない入店。『はぜの天ぷら』『めばると豆腐の煮付け』『うなぎと冬瓜のあんかけ蒸し』などをいただきつつデキアガる三名。二次会は、4月にオープンしたニューショップでケーキをいただきながら昔話に花を咲かせバカ笑い。これで終わりと思いきや、17:50氏行きつけのバーに連行される。貸切状態のお店で、味のある、ブルースギタリストのマスターのお話と、憂いをふくんだ瞳が魅力のワンちゃんPockyにすっかり癒され気づいたら12:00の鐘。ガラスの靴が脱げないように、慌てて店を出るシンデレラ2名と従僕、いえスポンサー様1名。午前様なんてひさしぶり。楽しゅうございましたっ。


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■2003年 8月8日(金)      ピクトグラム
おしごと。新たなWEB制作。たのしい。
また、ひと月ぶりにクライアントさまよりお呼びがかかる。
週明けに2時間ほど訪問の予定。

先日、美術館のライブラリの書架を物色していて、「ピクトグラム」という言葉をはじめて知った。
WEB制作をするときに、使用する「アイコン」や「マーク」を入手したり作成したりするのにいつも苦労するので、なにか参考になるものはないかなあ、と探していたとき目に入ったのが、「ピクトグラム」のタイトルが入った本がならぶ書架の一角。「なんだろう?」と思って手にとってみると、街でよく見かける「非常口」とか「女性用化粧室」などの、あの絵文字のことらしい。そういえば、最近ではWEBに使われているのをよく見かける。イラストを単純化したこの「ピクトグラム」、シンプルで明快で、視覚に訴え短時間で内容を伝えようとするWEBにはぴったりの表現。

「ピクトグラム」で検索してみると、フリー素材がたくさん公開されていて驚愕。いままでこの言葉を知らなかったばっかりに、「イラスト」「ワードアート」「マーク」などのワードで苦労して検索しても、目的のものにはなかなか出会えず、検索作業だけでまる一日を費やし、疲れ果てることが多かったのに。この検索ワードを知っただけでも、ライブラリに行った成果があった。

きっと、WEB制作をしてる人には普通、こんなのは常識なんだろうなー。。。私は1年ちょっと前に初めてHTMLにふれたときから、全部自己流のみようみまねなので、基本的なことも知らないことだらけ。だけど日々発見で、いつも新鮮な驚きと喜びがあってシアワセ。(^-^)
こういうのです。。。  →         
    
◇ 今日の一品 ◇



ブロッコリーとオクラとくずしたお豆腐を煮て、
水溶き片栗でとじました。
横にあるのはいただきものの鴨のスモーク。
おいちかった♪




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■2003年 8月7日(木)      絵日記

■◇ 今日の収穫&二品 ◇■

ズッキーニの未熟果

モロッコ豆

万願寺とうがらし

プチトマト

焼きズッキーニ。
塩胡椒&オリーブオイルで。。。

オーブンに入れるついでに
プチトマト入ココット(卵焼き)も。
朝ごはんになりました。
ランチは天ぷらうどん!
のつもりでつくってたら
うどんがないことが判明
( ゚д゚)ハッ!

しょうがないので
主食はフライドポテトで代用っ。

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■2003年 8月6日(水)      おひさまギラギラ
8月に入ってさすがに陽射しが強くなり、ベランダの水やりも朝一度だけでは夕方には土の表面がからから。これからしばらくは朝夕2回の水遣りが不可欠。

黒豆が今年も順調。まだお花は見えないけれど、葉っぱがここまで繁っていれば、今年もおいしい黒豆のエダマメがいただけそう♪


トマト第二弾も、赤くなるのを
待ってます。。。
たのしみー。

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■2003年 8月5日(火)      実はいっぱいついてるのになぁ

咲かないままここまで大きくなったズッキーニ。
つぼみのまましおれて行くなんて、私にとってはひじょーに、ひっじょーに、縁起が悪いのだー。
ヽ(`Д´)ノ

しかたがない、つぼみのまま早めに収穫することにしよう。
イタリア料理などでは「花ズッキーニ」として、若い実を収穫し、はなびらに詰め物をして料理するんだって。私はもっぱら素揚げかな。。。きゅうりみたいだけどかぼちゃの仲間。

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■2003年 8月4日(月)      訃報
先日メルマガを読んでいたら、「○○さん、さようなら」と書かれたリンクをみつけ、「まさか」と思いつつクリックしてみると、悪い予感は的中、その人がひと月前に亡くなられた、という信じられない記事がそこにあった。あまりにも早すぎる悲報だった。

私が学校を出て初めて就職した会社に、その人はいらっしゃった。東京・大阪とオフィスが別だったため、お見かけすることはほとんどなく、ただ噂に聞くのみの伝説の人だった。男女雇用機会均等法が施行されたばかりの当時、企業で活躍する女性がもてはやされていたが、そのような次元ではなく、社内のコンサルタントの中で頂点に立ち、会社のトップも敬意を表するような、完全に別格の存在だった。

ある日、その人がセミナー講師として来阪されることになり、そのセミナーの準備・受付を担当していた私が、オフィスから徒歩5分ほど離れたセミナー会場へご案内することになったのだった。
当時、私は半径50cmしか見えていない制服の一般事務社員。雲の上の存在の人と、わずか5分でもふたりっきりになるというだけで、ものすごい緊張だった。いよいよセミナー当日になり、お目にかかったその人は、すらりとした長身で、意外にもほわんとした雰囲気の、遠くを見るような目をした人だった。私はもう、何を話していいのかわからず、挨拶の後二言三言声をおかけしただけで、その人もそれに簡単に答えただけで、あとはほとんど無言のまま会場までの道のりを歩いたのだった。今思えば、そのときその人は今の私とちょうど同じくらいの年齢だったことになる。

私がその会社に在籍していたのは3年9ヶ月間。その後、自分の未熟さゆえに痛い記憶ばかりが多いその会社のことを思い出すこともほとんどなく、十数年の月日が過ぎ去った。そしてほんの数ヶ月前、ふとその人のことを思い出し、お名前で検索してみたところ、今は独立してSOHO形態でお仕事をなさっているその人の研究所のサイトをみつけた。そこには辛口の批評がずらりと並び、かつてご自身が在籍していた上記の会社の上層部の数人をも、手厳しく、かつユーモラスにずばずばと斬っておられた。当然私も知っている対象だけにおもしろかったけど、あまりにも歯に衣を着せぬ発言にちょっと面食らっていた。

このたび訃報を聞いてあわててWEB検索し、各方面からの追悼記事、たくさんの方々の追悼文を読んではじめて、その人が日本のEコマースの発展を導いた偉大な功績者であったこと、そしてその辛らつな批判の中に、「一緒によくしていこう」という呼びかけと、あたたかい愛情があったことを知った。
それを知ってからあらためて読むその人の文章には、たしかに、明確で無駄なく核心をついた表現の中に、すべてを包むような母性的ともいえるあたたかさがあった。あのセミナー会場への5分間の二言三言の会話の中にもそれを垣間見ることができたはずなのに、卑屈だった私にはそれを感じ取る余裕がなかった。私は一体何を見ていたのだろう。

ある人の偉大さに気づくのは、いつもその人が亡くなったあと。
今日あらたに見つけた、奇しくもセミナー会場への5分間をご一緒させていただいたちょうどその頃に行われた講演記録のなかにあった、「頼まれごとは断ってはいけない。それは自分のそのときの状況を映している鏡だから。」という言葉も、今の私の胸にはずしりとくるメッセージ。去年から急展開した自分の方向性は、すべて周りの人たちから投げかけられた言葉にYESと言ったことから始まった。今もたくさんのメッセージをもらっていながら、怠け者の私はその大部分を実行していない。いまひとつ、勢いがつかないのはきっとそのせい。メッセージを敏感に感じ取るために、できるだけ心の埃を取り除き、鏡を磨くこと。そして動くこと。これが今の私の課題。

こんなプライベートの日記の中でとはいえ、私のように何も知らない者がその人について書いたりするのはいけないことなのかもしれない。でも、その人の世の中のすべてに対する愛情に触れた今、ほんの針の先の跡ほどのわずかな接点であっても、一瞬かかわることができた自分にも、もれなく愛は注がれたと感じる。だからきっとその人も許してくださると信じ、甘えさせていただきます。
規模は違っていても、その人から受け取ったメッセージをささやかな暮らしの中で表現していけたら、と思う。


悲しくもこんなにも早く完成してしまった、その人の人生に敬意を表して・・・。
ありがとうございました。
謹んでご冥福をお祈りいたします。
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