「ビューティフル・マインド」、とてもよかったです。統合失調症の幻覚って、当人にとっては完全に現実なのね。。。みんなに見えてる世界と、自分だけに見えてる世界、現実がふたつ。どちらを選ぶか、その決め手になるものは・・・? 実は私もその世界をちょっと垣間見たことがある。(以下、興味のない方にはちょっと読みにくいかもしれません。。。) 二年前のある日、夜中に突然友人から「メール爆弾送った?」と電話がかかってきた。それを皮切りに、「自分のクリックに合わせて雷が鳴る」とか、「A(共通の友人)が2ちゃんねるで待ち伏せしてるから気をつけて」とか、「電源を切ったスピーカーから鳥の声が聞こえる」など不可解な言動がはじまった。状況を把握しようとする私に「盗聴されているから話せない」と言う。今考えると、映画にも出てきた『パターンを探し出そうとする欲求』もかなり現れていて、TVやFMから符合するサインをキャッチしている、とも言っていた。ほかにも、ここに書ききれないほどの奇異で、恐怖に満ちた体験を、友人はした。 世界がいっきに変わってしまって一番恐ろしい思いをしたのは当人で、自ら精神科を受診、しかし受け答えがしっかりしていたためか「現時点では病気とは言えない」との診断。心配した私は、当時いろんな不思議なお話をしてくれていた職場のおじさまに相談。すると「ああ、暫くはよくわからない状態が続くでしょうけど、三ヶ月もすればおさまりますよ。」という答えが返ってきた。 果たしておじさまの言う通り、きっかり三ヶ月で症状はおさまり、日常生活に支障がなくなった友人は、今ではまったく普通に健康に暮している。あれは一体なんだったんだろう?“一時的に統合が失調してた”ということになるのだろうか。それにしても、あれはあまりにも“現実”で、幻覚だったとはいまだに信じがたい、と友人は言う。人間の脳って、つくづくはかり知れないものだと思う。脳、というより、人間の存在自体が、とても曖昧なものといえるかもしれない。では、そんな“スピリチュアル・エマージェンシー”に直面したとき、人は何を拠り所にしたらいいのだろう? その友人の場合、混沌がピークに達したときに突然、故人であるおじいちゃんとおばあちゃんがイメージの中に強烈に浮かび上がり、インスピレーションを与えてくれたのだそうだ。友人は祖父母の満面の笑顔を見た瞬間、ものすごい安心感に包まれ、すべてを悟り、それを機に症状は収束へ向かっていった。そのとき受け取ったメッセージのひとつに、「情念はいけない。個人の情念がひいては戦争を呼ぶ」というのがあった。折しも、9.11テロをはさんだ発症と回復だった。 このころ実は、正気であったはずの私にも、理解しにくいことがいくつかあった。ただの幻覚のはずなのに、実際に通話中の電話に聞きなれない機械的な雑音が入って切れる、ということが繰り返し起こり、まともに話ができない状態が続いたり、その友人が「今日何かあった?」と焦って連絡してきたとき、ちょうど伯父の訃報が入っていたり。前述のおじさまの言もしかり、探し始めたらそれこそ、符合することが頻繁に起こるのだった。だけど、私はそれを笑って流すことにした。よく昔の人が、「河童?ああ、わしらが子どもの頃はようけおった。」とこともなげに言ったりするように、「そんなこともあるかもしれない、だけど気にしなくてもいい」のだと思う。科学で割り切れないことはたくさんあって当たり前、と、あんまりアタマのよくない私にはラクに思えるのだ。かつて話題になった、『空中浮遊』をする人はいるのかもしれない。だけどそれに何の意味があるだろう。奇跡なんて悪魔にだって起こせる。肝心なのは・・・。 現実がふたつ見えたとき、どちらを選択するか、それを判断する拠り所は愛情なのだと、この映画はあらためて教えてくれた。このひとつの“数式”だけを覚えておいて、安心して生きて行こう。 |
日中、メルマガであいてぃーのおべんきょ。 夕方、DVD、「ビューティフル・マインド」。 夜、NHK教育で養老孟司先生。 インプットの日。 |
続FMV。今日はOffice2000 Personalほかのインストールと、スパイウェア対策。夏にプロバイダーのYahooからきてた、「スパイウエアにご用心」というメールで紹介されていたフリーソフト「Spybot」をFMVにもインストールすることに。クリーンインストール後まだほとんど何もしていないのに4件引っかかった。即削除、その後免疫化。 私もDivXインストールしたときにSpybotでgatorが検出されたので即削除したのですが、「ペスト」というのは「スパイウェア」と同じような意味なのでしょうか? Megaさまが日記にリンクされているソフトは守備範囲が広そうですね。。。 ノートンとSpybotの二重防御で、これでちょっと安心かと思うとそうではなく、昨日確認のためOutlookExpressの送受信ボタンを押すと(言い訳:メール登録の際、PW変えないと私にも見えてしまう旨伝えてあるので暗黙の了承、ということで。)、英語のメール280通。今日も50通。しかも不特定多数宛ではなく、サイトで要求される都度、自分でメアドを入力してた可能性大(もうっ、ばかっ)。しまった。「メインのメアドは個人情報登録してあるから知らないところでは使ったらいかんよ。」と言うの忘れた・・・。まあ、スパイウェアによるものも多いのかもしれないけど。とにかくこれだけの数のメールが来てたら、『開かずに削除』の原則だけでは埒があかないので、プライバシー的にもタイトル的にも大丈夫そうなのから開いてみる。「メール解除」っぽいリンクをクリックし、2件ほど解除したとこで、「これでこのメアドが実在することが確定し、ピンポイント攻撃される」可能性があると気づき蒼ざめ。YahooのWEBで、かたっぱしから「受信拒否」にしたほうがいいのだろうか・・・と2-3件やってみたところで気力を失う。こんなときはいったいどうしたらいいんだろう。メアド変えられないし。。。うー。。。 「セキュリティのお勉強にぴったり。」なんて言ってた昨日とはうって変わって焦りが滲む。私がPC与えたばっかりに弟の人生は・・・うぉーん、どしよー。帰ってきたらキビしくお説教しなくては。もう遅いけど。。。 |
朝からやる気満々、お風呂、お洗濯、長年箱に入ったままだったタオルケットを下ろしてこれも洗って干す。そのあとかる〜くFDISKの復習をしてから、バイオ君をバスタオルに包みリュックに入れて、実家へGO! FMVくん、ひさしぶり!元気だった?あんまり元気でもなさそうよねぇ。起動するなり象形文字、だし。まあ、どれかキーを押したらなんとかデスクトップ画面には行き着いたけど。・・・昨日から旅行中の弟には「必要なファイルは全部マイドキュに入れといて。ファイルの中は見ないから。」と言っておいたので、早速バックアップにとりかかろうとマイドキュメントをWクリック。するといきなり「entrance of ×××」と書かれたイヤ〜ンな画像が全画面表示で現れた。中は見ない、と言ったけれどこれは不可抗力。closeボタンもなければ右クリックも効かず、Ctrl+Alt+Delでなんとか終了。。。ノートンを削除してしまったと言うので再インストールして念のためチェック、予想通りDownloader.Trojan「actalert.exe」、Backdoor.Trojan「syscpy.exe」などが見つかる。もうどんなことしてたかバレバレ。でもPCお勉強中の私にとっては、こういう使われ方をしているマシンはたいへん有意義なサンプル。だってセキュリティ問題の宝庫だもん。なーんてえらそうに。 お昼休憩をはさみ、CD-RWにバックアップ作業。そして、自分のレポートを見ながらFDISK。今回使った起動ディスクは英語表記でちょっとアセったけど、レポートに選択メニューを番号で書いてあったので楽勝、途中の再起動も忘れずに実行、スムーズにパーティションの切り直し完了。そしてWindows98SEの再インストール。 待ってる間ヒマなので、何年ぶりかでピアノの蓋を開けてみた。メーカー品ではないんだけど、猫脚で色は深い赤、そして弾き込んで変色した、今はもう製造できない象牙の鍵盤。音の抜けがいい、というのでしょうか、他のアップライトに較べてくぐもった感じがなく、いい音が出るのでとても気に入っていて、たいへん愛着のあるピアノ。自分の家にもってきたいんだけど、大ごとなのでいまだ実行できず、狭い弟の部屋に置かせてもらったまま。ちょっと鳴らしてみると、もう二十年も調律してないのですっかりホンキートンクな音色になっていた。サスティーンペダルは効かないし・・・。 バッハ平均律。うわ、全然指動かへん。ショパンのワルツ。きゃー、これもダメ。ソナチネまで遡ってやっとなんとか。弾けないながらも楽しくなってきて、埃をかぶってる楽譜を一冊ずつ開く。サティの「Je te veux(おまえが欲しい)」を弾いてみると、この音程の狂ったピアノの微妙に濁った和音が、アール・ヌーボーのカフェの雰囲気ですてき。母がやってきて「もっと弾いて」と言うので『乙女の祈り』、『幻想即興曲』。「なんか、つまづいてばっかり。」あ、バレた?。。。最後に『エリーゼのために』。これが思いのほかうまく弾けて、ピアノを習い始めた頃のイタイケな我が娘の姿を思い出したのか、目を潤ませる母。観客を泣かせるなんて、私も大したピアニスト。 そうこうしているうちにインストール完了。カンペキ。たんのっしー。もっとやりたい。私、Windows98SE(限定!)のクリーンインストール屋さんになりたいかも!・・・なんて言いつつバックアップファイルを元に戻そうとして「ハッ」。・・・CD-RWってあまり使ったことなかったんだけど、新しいファイルを書き込むと上書きされちゃうの?? なんと一番大切なマイドキュとメールが消えてて、「ついでに」と追加したIEのブックマーク(イヤ〜ンなサイトばっか)とOutlookExpressのアドレス帳(私のアドレスしか入ってない)しか残ってなかった。きゃー。まあしょーがない。これは「システムの都合上どうしても残せなかった」と報告しよう。・・・うーん、インストール屋さんデビューはまだ遠いかな。。。 WindowsUpdateとノートンインストールを済ませ、終了したのが9時。間に二度の食事と奥様のお相手及び演奏会が織り込まれたため、一日仕事だった。バイオ君を片付け帰ろうとドアを開けると雨。きゃー、洗濯物がーっ。タオルケットがーっ。 ・・・あわただしくも楽しい一日でした。 ------- FDISK、ゴキゲンでやってはいますが、本当にこのやり方で合っているのかいまいち自信がありません。もし上記レポートに間違ってるとこや不備を発見されましたらご教示くださいませ。>識者の皆様 |
「ブリジット・ジョーンズの日記」、おもしろかった。原作も監督も女性なので、女性なら誰もが思い当たる『カッコワルイこと』が赤裸々に描かれてて笑っちゃう!お間抜けな主人公の愛すべきキャラクターがとってもキュート。お口直しにはぴったりの映画で気分もスッキリ。なんとか3本見終わったので返却、新たに2本借りた。やっと雨が上がったお外は、秋の夕陽に照る街路樹の紅葉が眩しくて気持ちよかった。 先日実家に行ったら弟が「ウイルスのソフト、消してもた。」と言っていたので、明日は気が向いたら出張FMVメンテナンスの予定。前から動作が不安定だったみたいなので、OSの再インストールをすることになりそう。どうするんだっけー?? 自分のレポート見て思い出そ。。。 ---------- Miya様北海道、B様英国。皆さまご活躍ですね。どうぞお気をつけて。。。 |
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おともだちのhさんより、「DVDのコピーは違法なのでやってはいけないんだよ。」と世の中の仕組みについて教えていただく。自習ののち、世の中の仕組みほぼ解明。 kaz様もありがとうございました。こちらの仕組みもおべんきょうしてみます。 夜、「マルホ」2回目。伏線やトリックスターたちのつながりが浮き上がってくるにつれ、ますます意識の壁が薄くなり、見終わってちょっと後、気づくと体がガクガク、指先が細かく震えてて、おさまるまでにずいぶん時間がかかった。「我」はツヨイけど「自我」はヨワイあたくし、帰ってくるのに一苦労。早く現実に戻ろう。明日は「ブリジット・ジョーンズの日記」でお口直ししてから返却の予定。 。。。翌朝追記。。。 19:30頃からネットワークが不安定で、メールもヘン、FTPもヘン、電話も通話中ずーっとノイズが入って途切れ途切れ。Yahooカスタマーサポートに電話したら「モデムの電源を切って30分以上おいてから再起動してください」と言われ実行したけどやっぱりプツプツ。自我の不安定化にますます拍車がかかっていたところ、翌朝になってYahooから「昨日午後7時37分頃、県下の弊社ネットワークで通信が不安定になりました。」とメール。なぁんだ不安定なのは回線だったのね。。。ほっ。 |
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