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■2016年06月18日（土）　 ６年半
６月だというのに34.2℃を記録した昼下がり、掃除したての絨毯に腹這いになり、枕に肘をついて、コブラのポーズよろしく少し胃を浮かせながら新聞を読む。
ベランダから吹く風が体表の水蒸気を奪いつつ全身を撫でては流れていく。
一定の条件が重なり合った一瞬の心地よさを感じるとき、身体は時間を容易く飛び越えて何十年も前の感覚とリンクし、その至福感に浸った瞬間にさらに、私がやってきたところの根源へのトリップが可能になる。

悪夢を見ることが極端に少なくなった。見るには見るのだけど、醒める方法をマスターしたからすぐに帰ってくることができるようになったのだ。
その方法とは、トリガーとしては眼球を動かすこと。これはかつて昔Ｍ氏に教わったやり方で、眠っていても眼球を動かす神経だけは覚醒時と同じように意思通り動かすことができるらしい。
これを何度かやっているうちに自在に悪夢をシャットダウンできるようになった。
目覚めた後もしばらくは再び戻りそうになったり入眠時幻覚を見たりするのだが、そばに別の自我があればそれに触れることで、引き戻されるのを阻止することができる。

こうして一瞬眼球を動かして念じるだけで望まない世界からあるべき世界へ移ることができるのなら、未来をそんなに怖れることはないのかもしれないなとも思う。

でも。
一度夢の中で、「これは夢なのだから、何をしてもいいのだ」という考えが浮かび、何だったかは忘れたけど絶対やってはいけないことをやろうと試みたことがあるのだけど、後味が非常に悪く、超自我的にではなく何か絶対的にやってはいけないことはあって、たとえ夢の中であろうとそれはしてはいけないのだと思うようになった。

だから。
どうせうつし世は幻なのだからと感覚を鈍麻させて過ごす気にはならない。
少なくとも今は、置かれている状況の中で意識を研ぎ澄ませていようと思う。
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■2009年12月11日（金）　 ひつじも歩けば事件に遭遇
遅れていたオシゴトの請求書を送るため雨の中郵便局まで歩いて行った帰り、
３０ｍ先の道端の低い位置に不審な物体発見。
目を凝らすと傘が伏せてあって、その横で人がうごめいている。
アブナイ人？　何事もなかったように数人の人が通り過ぎる中、一人のサラリーマン風の男性が足を止め、近づいていった。と同時に、その物体がおばあさんであることがわかり、私も駆け寄った。

雨でぬれたアスファルトに足を滑らせて転んだらしく、顔から流血！
「大丈夫ですか？」と聞くと「ええ、大丈夫です。」と確かな返答。
男性が右脇をかかえ、「そっちを」と言われて私も左脇をかかえる。
なかなか立てないようなので、「立てますか？」と聞いた瞬間、私がおばあちゃんのズボンをちょっとだけ踏んでたことに気づいた。（･∇･；）
何事もなかったかのように足をどけて、二人でおばあちゃんを助け起こす。
サラリーマン氏は、あとはまかせた、という風に、上司が部下にするように瞬時に私に目配せをし、「じゃ。」と言ってすぐ立ち去った。

「じゃ。」と言われて「ええ。」と反射的に即答したものの、こんなときどうしたらいいのかわからない。
とりあえず動揺してると思しきご本人にティッシュで流血を拭き取りながら話しかける。
「頬と唇にちょっと怪我をされてて、血がたくさん出てるので鏡を見たら驚かれるかもしれませんが大丈夫ですよ＾＾」
「まあおやさしい。」なんて言われておせっかい心が芽生え、見ると大きな荷物を二つ持って、片足を引きずっているので、途中まで、とついて行った。
昭和７年生まれ、山歩きが趣味で水泳では世界大会に出場していたとのこと。身体に対する自信とプライドがあって、「こんなのは怪我のうちに入らない。なんともない。鍛えなくちゃ。」となかなか荷物を持たせてくれない。
流血＋びっこ（放送禁止？）だけどしっかりとしたお口ぶりでいろんなお話をされる。
「身体を鍛えることは大切ですよ。きれいな人は顔のことばかりするけど、人生何があるかわからないですからね。」
きれいだなんて、いえーそんなー、と答えたけど別に私のことじゃなかったみたい。( ﾟдﾟ)
お話ししながら、少しずつ荷物を持たせてもらい、二人で車を避けながらよたよたと歩いていると、突然美形の若いおねいさんに道を尋ねられた。気丈に答えようとするおばあちゃんの流血フェイスを見ておねいさんビクーリ！　手短に事情を話し、その先にお豆腐やさんがあるから、とのおばあちゃんの言葉に「じゃ、そこで聞いたらきっとわかりますね。」と送り出す。こんなときになんでまた…まあ雨降りっていろいろ、途方に暮れてる人が多いのかもね＾＾；

そんなこんなでトータル１５分ほどで家に着いた。
ら、門の前でまたコケた＾＾；　なんとかドアまでたどりつき、荷物を手渡すと、一生懸命運んできたお買い物の中からかつおぶしの袋その他を出して渡そうとするので固辞、玄関に入るのを見届けて帰ってきたんだけど、その後大丈夫かなー。。
家に帰ったとたん安心して気を失ったりしてないかな。
旦那さんはいるけどお出かけのようだった。
病院にも行ってくれそうになかったけど、もしあとでどこか腫れても明日・明後日は病院もお休み。ちょとシンパイ。
でも人に関わるのってここまでというところがあるんだろうな。それ以上はきっと関われない。
とくにこのあたりの年配の人は「自分の身は自分で処す」というような気概があって、関西では依存的な人に出会うことが多かった私には新鮮。江戸っ子気質なのかな。

私のほうは、常々感じている「身体を鍛える」ことの必要性についてメッセージをもらった出逢いだったような気がしている。
それも「 毎日」。雨だからって休んでちゃだめなんだって（笑）。
わかりまちた。これから雨でもお散歩行くよ、おばあちゃん♪

写真は12/2に撮ったもの↓。今は紅葉もほとんど散りました^^
200912021926.jpg 480×640 143K
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■2009年11月17日（火）　 ねるこはひつじ
風邪も治り、ちょっと元気出てきたらうれしくてたまった家事やりまくって夕方ぐったり、のパターンも徐々に収まり体力も元に戻ってきた感！
しかし毎度のことだけど長いな〜＾＾；

自己療法の最後の仕上げは「二度寝」と「ポタリング」。
朝６時半に一度起きるのだけど、その後１０時半ぐらいまで寝なおす、を二三日続けたら、胃をはじめ内臓の調子がよくなってめきめき元気になってきた。
風邪期間中はビタミンＣ大量摂取で粘膜の保護・再生を目指し、かなり効果あった気がするけど、それ以上に睡眠が効果絶大。
23:30〜24:00就寝の6:30起床ではひつじ的には睡眠時間足りてなかったみたい。
日曜日に快晴の空の下光が丘公園まで自転車で行って、一日日光消毒したあと、夜久しぶりにヨガして寝たらすっかり元気になりました＾＾

半年越しの案件がようやく納品になり、さっき見に行ったら公開されてた。
うれしいので記念晒。
ttp://adachikanko.jp/belmont_web/belmont/
表紙右上に英語版切替ボタンもあるよ。クリックしても変わらないように見えるけど中に入ったら英語になります。（翻訳は別の人＾＾；）
  • MRRN(2009/11/23 17:04)
    元気になられたのですね！
    よかったよかった。長かったですね〜。
    こちらはまだノロシはなさそうっす。
    そうです、ノロシだけにのろいのです。
    なんちって。
    健康！大切！　またね〜！
  • hitsuji(2009/11/24 10:59)
    MRRNちゃん、コメありがと♪
    このたびはせっかくの機会だったのにごめんね。おかげさまで今はすっかり元気になりました。
    昨日も日がな一日井の頭公園で暴れ（？）てきたよ。来るなら今よ。ノロシはまだか！？ｗｗｗ
    まあ極寒になってからでもサイクリング行きましょう。ダウンコート来てｗ
    たのしみにしてるよ〜♪♪
  • MRRN(2009/11/24 13:40)
    了解っす♪
  • h(2009/12/04 10:25)
    お久しぶりです。
    元気にしていますか？
    そちらの生活ももう馴染み楽しく過ごしているようですね。
    少し前に体調を壊されていたようですね。
    お体ご自愛下さい。

    我が家は、遥花も小学校に通い始めております。
    最近はドンドン反抗期なのか、一向に言うことも聞きません。
    私の方は、10月頃に軽いギックリ腰をしてしまってから、
    今も時折痛みが起こったりして難儀しています。
    百合ちゃんは、普通です。
    特に体は悪くないようです。

    何が書きたかったのでしょうね？
    取り合えず近況報告です。（ヘタクソすぎますね）
    相変わらず文章力が無い私です。

    ではでは。
  • hitsuji(2009/12/04 11:19)
    ひさしぶりですねー。コメントうれしいです。皆さんお元気なようでなにより＾＾
    私も元気にやってます。みんなどうしてるかなーってよく思ってますよ。
    ＭＲＲＮは何度か遊びに来てくれました。近々また会えそうです。
    みんなと遊んでた頃の話でいつも盛り上がっては笑いコケてますｗ

    遙花ちゃんのお話、自分の子どもの頃を思い出しました。
    一件理不尽なようでも、何か大切なことを訴えていて、実はそこに真実があるかもしれません。
    大人が絶対正しいと思わずに、よく気持ちを受け止めてあげてくださいね。
    そしたら大人自身、自分のなかの気づかなかった部分がみつかるかも。
    子育ての苦労を知らない万年お子ちゃまだから言えることです（笑）

    腰お大事に。運動してる？
    私は運動不足を痛感して今日も公園一周してきました＾＾；
    お互い身体には気をつけましょう。

    こっちの日記滅多に更新してないけど、またよかったらなんかつぶやいてってください。
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■2009年11月04日（水）　 だいぶましー
熱は３７℃ちょい、でも動けるようになったので
お洗濯×２、お布団干し、掃除機、フローリングのクイックルワイパー乾拭き１＋水拭き１、と家事オンパレード。
まだちょっとアヤシイのでお外には出ずおとなしくしてた。

明日の区の健康診断は１９日に変更してもらった。

目下の迷いは、月曜の東京出張にあわせて今週末におともだちが遊びに来てくれることになってるんだけど、予定通りできるかどうかというところ。
この調子で回復したとして吉祥寺ポタリングを完遂できるまで体力回復するかどうか。。。ゲホゲホしてたらゲストにも気を遣わせてしまうし。。。
なかなかお返事できず申し訳ない気持ち。。。

。。。。。。。。。。。。。。
追記：現状報告したら、こんなメールがきたよ。

西の空を見てごらん。ノロシが上がっているよ。

「ヒラポンタス、
心配ない。
ヒラポンタスの熱が下がったら、
その時、クミクミに出張がまたある。
これ、公園の精霊が言っている。
その時に吉祥寺にいこう。
クミクミまたすぐ来る。
かぜに乗ってすぐ来る。」

うるうる。。。
仕事がらみの予定は早く立ててしまいたいものなのに、引っ張った挙句おじゃんにしてしまってごめんよー。
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■2009年11月03日（火）　 熱が下がったと思ったら
朝から頭痛と嘔吐で起きられず。
何も食べられず水もほとんど飲めず、お布団の中で「ちぬー。ちぬー。」と呻ってた。
この一週間で一番キツかった。
眠ることもできず、起きたまま脳裏を高速で映像が行き来し、起きながら夢を見ている状態。
これってカンゼンに３８℃台の熱があるときの状態なのに、なぜか体温はずっと３６℃台。どうなってんの？？

夜になってやっと頭痛がやわらぎ、バナナと柿とお菓子一口食べられた。
出る一方だったので一時的にかなりダイエットできたよ。

しかし、ひとりのときにこんな状態になったら脱水症状起こしても病院にも行けないし足もない。
救急車と自分の足で病院へ行く、の選択の間にもうひとつあればいいのになぁ。
昔は往診があったけど、今の時代殆ど聞かないし、東京は特に人口が多いからね...
点滴の宅配とかあったらいいのにｗ
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