先日の、B氏グァム・とむねこさんクレイドルあたりから、「南の島熱」にとりつかれてしまったひつじ。会社でK嬢をつかまえて例のWeb素材集の写真を見せ、「ココに行ってコレ(ハンモック)したいの。どこ??」「どこ、って言われてもねぇ。」「石垣島? グァム? サイパン?」・・・いえ、行く予定はまったくないんですが。。。白い砂、真っ青な空、ミルキーな水色の海。。。もっともっと南の、異国の地かもしれないなぁ。もしかして・・・パラオ? そうかもしれない! ハンモックかかってるしっ。パラオってどこ? グァム・サイパンよりもすこし南、フィリピンの近くなのかー。こんなとこで、こんな写真みたいなリゾートしたいって言ったらやっぱり・・・“ハネムーン仕様”よね...? あと何年待ったらいいんかなー。うーんうーん。
・・・気を取り直しておさんぽ。今日は風が強くて空が秋色で気持ちよさそうだったので、ひさーしぶりに海岸へ。
そう、海開き、とうとうしたんです。・・・9月17日に(笑)。
バブルも終わる頃、巨費を投入して砂浜をつくり、海岸を整備、集客を見込んで施設を建設するもテナントは集まらず未入居のまま廃墟化、企業を誘致するも、一旦意思表示した企業も相次いで撤退、そうこうしているうちにとんでもない事故。。。ようやく安全が確認され、さあ海水浴場再開! という今年、絶滅危惧種のコアジサシちゃんが「あら、ここ居心地イイわ。」と営巣しちゃってやむなく海開き延期、8月中旬にはようやく巣立ってくれて、さあ半月でも海水浴場やって小銭を稼いで、と思ったらそこから安全確認作業に入らなくちゃいけなくて・・・ということで、もうすっかり夏も終わりアカトンボが舞う季節の海開きとなったわけでした。(゚д゚)
どうしてここまで・・・っていうぐらい不遇のA市。でも、なんだかそうでもない気がするのです。幾多の災いのなかから、もしかしたら本当に大切なものをみつけたんじゃないかなって。。。
海水浴場にならなかった海はとてもきれいに澄んでいました。海岸に降りたとたん、和やかな空気がひろがっていて、ちがう国に来たみたい。のんびり自然と戯れる人たちの幸せそうな笑顔、膝まで海につかってはしゃぐ子どもたち、おさんぽの犬たち。釣り人も増え、アウトドア用のテーブルを広げてる家族連れもいてみんな楽しそう。BBQは決まったサイトで持ち込み禁止、だけど手ぶらでお手軽。なんだかとにかく、みーんな幸せそうな顔してる。
もうここは、海水浴場にしないほうがいいのかも。他のどこにもない独自の形態で、人を集めることができるのかもしれない。正しい行動には、かならず結果がついてくるんじゃないかなー、なんて思ったりして。
こんなシアワセなビーチ。南の島へ行かなくても、もうここでいいかなー、って思った^^
そうだ、ハンモックに準ずる、なんかおしゃれなアウトドア用のコンパクトな寝椅子のようなものでもゲトして、砂浜で読書なんてどうかしら? ・・・どうしてもカタチから入るリゾートが捨てきれないひつじであった。
そうそう、Web素材集の巻末を見ると、件の写真の撮影地がちゃんと載ってました。
答えは・・・「モルディブ」だったのでした。全然ハズレやん^^; ちゃんちゃん。